いよいよ当事者研究発表会

ファーブラ
04 /26 2011
昨日のリハーサルを経て、今日はいよいよ当事者研究発表会です。

ゲストに向谷地宣明さんをお招きして、多くのメンバー・スタッフが参加する中、

盛大に開催しました。

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発表は「幻聴部門」・「お客さん部門」・「全力疾走部門」・「サバイバル部門」

と、バラエティに富んだものとなりました。


発表を控えた14名はみんな朝から順調に具合悪そうでした(笑)。


冷えピタを貼ったり、外の空気を吸いに行ったりと、それぞれ自分の助け方を駆使

しながら過ごしています。


発表が始まると、みんな上手に内容をまとめていて10分という時間の中で、

自分の苦労のプロフィール・メカニズム・自分の助け方などをわかりやすく

伝えていました。一例を掲載します。

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発表を終えると、みんなこれまた順調にぐったりとしていました(笑)。

一日がかりの発表会でしたが、笑いあり、涙ありで、あっという間に時間が

過ぎてしまいました。

今日の発表者の中から2名ないし3名が、「べてる祭り」にて発表させて

いただける権利を獲得します。(審査結果はまだです。お楽しみに)


ファーブラのメンバーがここまで“弱さ”を上手にさらけ出せることに

感動を覚えました。

これからも「研究者」たちがたくさん現れることを願っています。

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当事者研究

ファーブラ
04 /25 2011
明日のデイケアは、当事者研究発表のスペシャル版です。

今日の当事者研究の時間でリハーサルを行いました。

13名ものメンバーが発表を担当します。

タイトルを見ただけでも、それぞれの苦労が伝わってきて、早く発表を

聴いてみたくなります。

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みんな、とても「いい苦労」していますね。

13名のうち、審査員が数名選んで、“べてるの家”で8月に行われる

”べてるまつり2011”に参加させていただくことになっています!

このブログを読んでくださった貴方も明日覗きにいらしてみては?

お待ちしていますよ。

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火曜日のデイケア

ファーブラ
04 /19 2011
火曜日の朝は勉強会

明日、高崎健康福祉大学にて講演をさせていただくことになっていて、

そのリハーサルを勉強会の時間を使って行いました。

当日はOさん、Mさん、S君が当事者として自分たちの抱える苦労を語ります。

そのうち、今日はOさんの幻(現)聴の苦労をみんなで共有しました。

Oさんの幻(現)聴には大変特徴があり、話しかけてくるのはテレビの

ニュースキャスター、お笑い芸人であることが多いです。

また、換気扇や車のエンジンの音などの生活音も、人の言葉のように

聞こえてくることがあるそうです。

以前は幻(現)聴の内容を人に話すことを悪いことと捕らえていた

Oさんですが、幻(現)聴と自分とを切り離して、研究対象としている

その姿勢はすばらしく、同じ苦労を抱える多くの仲間の助けになって

います。

Oさんの苦労の根本には、仕事がしたい、世の中の役に立ちたい、人に

認められたいという、みんなに共通の欲求があるみたいです。

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依存で繋がる?

ファーブラ
04 /18 2011
先日相談の達人で、異なる2つのテーマを出されました。

1つ目は職場での疲労がたまって、会社を休みがちという苦労をしているAさん。

2つ目は下ネタを言って、女性から苦情を言われたという苦労をしているIさん。


Aさんの研究を進めていくと、職場でのもめごとの仲裁や愚痴のはけ口という

役割を担っていることが分かりました。

そこで見えてきたのが「良い人依存(自分の助け方)」です。


一方Iさんの研究を進めていくと、下ネタによって女性と

繋がりをはかっているということが分かってきました。

そこで見えてきたのが「下ネタ依存(自分の助け方)」です。



つまり「良い人」と「下ネタ」という違いはあれど、

人と繋がる為に必死に自分を助けてきたとは共通しています。

あまりに違うテーマから繋がっていくプロセスを体験した参加者は

爆笑と幸福感につつまれ、すばらしいミーティングになりました。


人間理解を進めていくと、人は繋がっているんだという事を実感できます。

私たちは深いところで繋がっているんですね。



相談





群馬サファリパーク

ファーブラ
04 /16 2011
きょうはYGの会の企画で「群馬サファリパーク」に行ってきました。

毎週金曜日の会議で、提案から企画・運営までをみんなで話し合い、今日を迎えました。



少し風が強かったですが、天気もよく、絶好の行楽日和です。

桜の花もとてもきれいでした。


到着するとまず、猿・熊ゾーン。猿は動き回っていましたが、熊はぐったりしていました。

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ウォーキングゾーンでは、車から降りて間近で動物たちを見られました。

ミーアキャットが人なつっこく、とても人気でした。

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草食動物は元気でしたが、ライオンやホワイトタイガーなどの猛獣たちは

夜行性のためかほとんど活動していません。

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ゾウはさすがに貫禄があります。また、ラクダがこんなに大きいとは思いませんでした。

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最後に見たシマウマはとてもきれいでした。

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とても満足な一日でした。実行委員さん、大変お疲れ様でした。

最近のYGの会に参加すると、メンバーの皆さんがつくづく力をつけてきたと感じます。

次はどんな企画が実行に移されるか、楽しみですね。



カップルMT

ファーブラ
04 /16 2011
先日カップルMTが開催されました。

テーマは「相方とどう付き合うか」


MTを進めていくと、カップルの苦労は1人の苦労ではなく、

人間の「関係性」の問題であることが分かります。

どちらが悪いということではなく、苦労を外在化し、

お互いの苦労をねぎらいつつ、自分の助け方を探っていく。

カップルMTもファーブラに根付いた当事者研究という視点から見ると

順調な苦労として仲間と繋がることができます。

そして何よりも大切なのは

研究の目的は「カップルが仲良くする」という共通の目的を持っていること。

「にもかかわらず繋がること」が大切ですね。

カップルMT

火曜日のプログラム

ファーブラ
04 /12 2011
火曜日のプログラムを紹介します。

午前中の勉強会

スタッフのSさん(看護師)が「相談の練習」というテーマで発表を担当しました。

なぜこのテーマを選んだかというと

 ・相談の仕方がわからない
 ・問題が複雑に絡み合っている
 ・相談が、自分の対処の事後報告になってしまう
 ・解決したいことと、相手から助言されることがズレる
 
という悩みがファーブラでもよく聞かれるからです。

プログラムで上手にメンバーが相談できるような環境・雰囲気ができれば素晴らしい

ですね。

具体的な練習方法としてSさんは

 ・ちょっと話す
 ・些細なことを話す
 ・他の人の相談を聞く
 ・他の人の相談のまねをする
 ・繰り返し話す(量を確保する)

といったことを提示しました。いずれも取り組みやすい方法なので、ぜひ取り入れて

いけたらいいと思います。


また、“グチ”の正しい仕方にも触れました。

グチがその人を支えている機能があるという画期的な見方もあるみたいで。

“上手なグチ”、“ちょっとだけ高級なグチ”なんてできるといいかもしれないです。

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午後はアートセラピー

塗り絵(曼荼羅)などに取り組んでいます。

興味のある方はぜひ一度のぞきにいらしてください。

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当事者研究

ファーブラ
04 /11 2011
当事者研究です。

きょうは、ファーブラでは数少ない(絶滅寸前?)女性の研究者であるTさんが発表を

担当してくれました。

Tさんは大型連休明けに復職(リハビリ出勤)を控えています。

それに向けて、4月から
 
 ・朝9時にデイケアに来る
 ・スタッフのコーヒーをいれる
 ・プログラムの司会をする

など、とてもいい苦労を実行しています。


彼女が陥ってしまうサイクルを見てみましょう

無題

上のようなサイクルを何度か繰り返し、縁あってファーブラにたどり着いたTさん。

メンバーとなって5ヶ月以上が経ちましたが、周りのメンバーに情報公開する中で

自分なりの対処を考えました。

 ・言葉を変える:「申し訳ありません」→「ありがとうございます」
 ・人に興味を持って、話を聴いてみる
 ・仕事の優先順位をつけてから取り組む

といったことです。



復職(リハビリ出勤)までもう少しですが、不安を抱えながらも

“なんとか職場にいけるよう、生き易くなるよう”になっていけばいいですね。

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お花見会

ファーブラ
04 /08 2011
今日はイベント企画として、“お花見の会”を催しました。

天気が心配されましたが、時折晴れ間ものぞく天気でなによりでした。

場所はクリニックの近くの観光地、「華蔵寺公園」です。

震災の影響もあってか、アトラクションなどは稼動していないものも

ありました。

桜は満開とはいかなかったですが、ピンクの色合いが目に鮮やかでしたよ。

あまり混雑していなかったこともあって、ゆっくりと桜を鑑賞しながら

お弁当やアイスクリームやフランクフルトなど楽しみました。

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実行委員のOさん、Yさん大変お疲れ様でした。

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勉強会

ファーブラ
04 /05 2011
今日の「勉強会」ではスタッフ(看護師)のKさんが

『苦労の仕分け  ~家族やパートナーの関係における苦労の仕分けを考えるPART2~』

というテーマで発表を担当してくれました。

ファーブラでは毎週火曜日の勉強会の後の時間で「家族の会」を開いていますが、

そこで出された、当事者のご家族の方々の質問に基づいて進めて行きました。


「引きこもっている息子にどんな声をかけたらいいのか」
「自分の子供にデイケアに参加してほしい」

などの悩みがあるようです。


家族の問題に向き合う際に大事なことは、家族のメンバーを責める(問題にする)

ということではなく、家族のシステム全体を問題として扱うことみたいです。

家族の病理は、家族の構成メンバーのいずれかに強く現れがちですが、それによ

って家族のシステムが保たれている側面もある、という深い内容でした。

Kさんも自らの家族内で起きていることを情報公開してくれたこともあり、

大変聴き甲斐のある発表となりました。

第3弾を期待しています!

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当事者研究

ファーブラ
04 /04 2011
今日の午後は「当事者研究」でした。

テーマを提供してくれたのは、デイケアを利用して2ヶ月になるIさんと、デイケア歴

ベテランのSさんです。



Iさんは、以前勤めていた会社でパニック発作を起こした苦労から語り始めてくれま

した。人ごみや、閉じられた空間が大変苦手とのことです。

その後復職、休職を数回繰り返し、退職という選択をしました。

仕事を辞めてからたいぶ時間が経ちましたが、働きたいという意欲は強く持ち続けて

います。

今日の研究会では、仕事ができるようになるために、まず目の前にある“睡眠の問題”

について考えてみようという展開になりました。さらにそこから“飲酒”についての

相談に発展していきました。

お酒を飲むと寝つきは良くなるようですが、熟眠感は低いようです。そこで、お酒以外

の対処法を周りのメンバーから募集してみました。
 
 ・mixiに参加してみる
 ・ジョギンググループに参加してみる
 ・サイクリングをしてみる
 
などのアイデアが出されました。

Iさんは日に日にデイケアで“仲間”が増えています。

相談上手になってくれればいいと思います。

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次いで、Sさん。

Sさんは“お客さん”(自動思考)の専門家として研究にいそしんでいます。

最近、プチ引きこもり状態になりました。

「群馬当事者研究会」という新しい試み(4月17日 伊勢崎市民プラザにて開催)で、

広報係を自ら引き受けたものの、「できないかもしれない。自分がイヤだ。」

という考えにとらわれて、悪循環に入り込んでしまいます。

でも、行き詰ると逃げる場所がなくなって、デイケアに来る、となります。

「今後は苦労の“仕分け作業”をデイケアで周りのメンバーと一緒にやっていけたら

いいね」という意見が出され、引きこもる前に相談できるようになることがSさんの

テーマです。

以前は苦労を“丸投げ”してしまっていたSさんですが、自分の苦労を引き受ける

姿勢が身についているようです。

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カップルミーティング

ファーブラ
04 /01 2011
今日は久しぶりにカップルミーティングを開催しました。

恋愛は人生最大の苦労」とべてるの家では言われていますが、

ファーブラメンバーも順調に苦労し、行き詰っているようです。


当事者研究では苦労のメカニズムを解明しますが、

恋愛でもその「サイクル」や「自分の助け方」は同じようなパターンに陥って

同じような苦労のストーリが繰り返されます。


そんな時仲間からのアドバイスやアイデアがあると、

そのストーリーに変化が生まれます。

そこには今までの枠組みにはない新たな対処方法や価値観が

生み出されます。

ファーブラ」の語源はラテン語で「物語」という意味ですが、

皆が繋がりの中で新たな物語を紡いでいくことを願うばかりです。




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ファーブラ

デイケア「ファーブラ」の活動日記です。 年中行事やプログラムなどを紹介します。