今週の勉強会は、パーソナリティのオーソリティ・スタッフKさんの
強迫性パーソナリティについてでした。

依存性・回避性と並んで、日本人では保有率第3位のポピュラーな人格傾向です。
そのくらい一般的ですが、行き過ぎたり周囲との関係で問題になってしまう事もあるのだそうです。
また、一人の人に複数のパーソナリティ傾向が存在するのもよくあるようです。
個性の色や深み、広がりが様々なのと似ているかもしれませんね。

強迫傾向の特徴5つを学んだ後、(興味ある方はDVDを見てくださいね)
自分達の強迫性傾向のチェック。

結構手が挙がっています。
皆さんも、あてはまるところはありませんでしたか?
5つ以上で「強迫傾向がみられる」とされるようです。

参加した方も、「こんな所にこだわってしまう」自分の経験を話してくれました。
日本人にこの傾向が多いのも、
「社会的に好ましく受け取られる所があるからではないか」との意見もあり、
実際に社会では強迫傾向の方がうまくいく職業
(経理や細かい管理・職人的なもの等)もある、と気付かされる意見もありました。

プログラムではこんなメリットも挙げられていたそうです。
大切なのは、自分にどんな傾向があるかを知って、自分の希望とその傾向が仲良くやっていけるようになることのようです。
「自分にもあてはまる事がわかった」
「本当の不安から逃れるために、代わりの何かに強迫的にこだわってしまう。それは依存性や回避性その他の根本にも有り得る不安で、現れ方の違いなのではないか」
「これからそんな傾向とどうつきあっていくかが課題」
「自分より妻に当てはまる。学べてよかった」といった感想が聞かれました。
自分や身近な人の中の「強迫さん」と、仲良くやっていけるといいですね。
とてもいい気付きと学びになる勉強会でした。
Kさん、お疲れ様でした!