11月最後の勉強会。
(最後の週は向谷地さんの当事者研究になります)
スタッフHさんが「人にやさしい暮らし方」というテーマで行いました。
人に、自分にやさしい選択をして、これまでやってきたこと。
それは苦しくない、辛くない選択だったはずでした。
しかしながら、いつしか当初の目的や目標とズレていきます。
いろんな考えがグルグルして、お客さんが発生してで。
それは同窓会の出欠のことだったり、
デイケアでのメンバーさんへの対応だったり。
本当は、とても1人では大変で。
相談したり助けて欲しいというSOSだったりするべきなのですが、
隠ぺい工作を行っていた自分が居たそうです。
保留にしたり、態度を明確にしなかったりという方法をとっていたこと。

その背景にあるのは「評価」や「認めて欲しさ」。
でも、失敗が表面化しないためには「やらないこと」が最善策で。
そのように動く事は、なぜか当初のイメージとは逆走になってしまっていたり。
そこで「本当に望んでいることは何だったのか」と考えたそうです。
とりあえず受けてみる。参加してみる。
すると、気まずさもあったけど、場数を踏めて、経験となっていきました。
苦手なことを上手になるためには、相当の、失敗の積み重ねが必要で。
【自分が望んでいることに適う道を選択することが、
結局は自分に易しい暮らし方なんじゃないか】と。
遠回りしてやることも素晴らしいこと。
その上で、事実として、少しずつ近づいていけるようになること。
本当の気持ち、最初の思いに気づかされる勉強会でした。
スタッフHさん、お疲れ様でした。