当事者研究に続いては、軽音部の発表です。
演奏の前に…
軽音部のダブルリーダー、ふたりのYさんと、
これまでの活動を振り返ってみました。

1月に初めてのミーティングをしてから、
ふたりを中心に、みんなですこしずつ練習を重ねてきました。
練習の時間には誰よりも先に部屋に来て、ギターのチューニングをしてくれたり、
どんな練習をしたら初心者の人も楽しめるか、考えてくれたり。
ふたりの努力に加えて、いろんな人の協力もあって、
たくさんの人が軽音部に遊びに来てくれるようになりました。
軽音部の理念は、
○ 音楽でつながる
○ 気軽に・仲良く・楽しく
○ ヘタクソでもいい・ヘタでも発表
○ 相手も尊重・自分も尊重
○ ミーティングを大事に、定期的に
などなど。
リーダーのひとりのYさんはよく、
「自分のせいで軽音部が空中分解しちゃったらと心配なんです」
と話していましたけれど…
理念を大事にして、文化祭で発表するという目標を自分の支えにして、
無事に本番を迎えることができました。
他人とのつきあいに苦労してきて、なかなか自信を持てなかったYさんでしたが、
軽音部で仲間と一緒に協力してやっていく、現実の苦労のなかで、
さらに自分助けが上手になりましたね!

発表には、たくさんの人が聴きに来てくださってくれました。
「練習不足で、指が動かなかったですね」
「止まらずにできたのが良かったです」
「緊張してたんですけど、だんだん楽しくなってきました」
軽音部のメンバーも、緊張したり、すこし恥ずかしかったりしながら、
みんなで合わせて、立派に演奏をやりとげることができました。

そして、弾き語り部門。
カホンとのセッションも、
アンコールに応えての「スタンド・バイ・ミー」も、
そして観客のみなさんからのスタンディングオベーションも、
素敵ですね~♪♪